東日本大震災被災地を訪ねて
宮城県 塩釜市
【概要】
視察を行ったのは下記の通り。
・震災7年後(2018年4月下旬)
・震災8年後(2019年4月下旬)にも視察した。
塩釜市は、北は利府町、南西は多賀城市、南東は七ヶ浜町に接している。津波ついてははJR仙石線本塩釜駅付近の塩釜港付近での津波映像から見て、浸水高が海抜6m、浸水深が4mと思われる。塩釜市全体で死者・行方不明者は26名である。
【視察報告】
2018年4月24日
震災7年後(2018年4月下旬)に七ヶ浜から初めて塩釜に入り、本塩釜駅付近を視察した。東日本大震災当時に動画が撮影された地点や、再建された(2017年10月)魚市場などを確認した。
2019年5月2日
震災8年後(2019年4月下旬~5月上旬)も七ヶ浜町から塩釜市に入り、マリンゲート付近の防潮堤を確認した。
【塩釜市】
津波 |
浸水高 |
約3~5m |
遡上高 |
- |
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死者(関連死)行方不明者(2021年3月) |
42人(関連死18人) |
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人口推移 |
2010年 |
56,221人 |
2020年 |
52,256人 |
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増減率 |
-7% |
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主要地域 |
塩釜港付近 |
〇被害状況と復旧状況:
・塩釜港付近
・津波被害は塩釜港付近のみ。
・津波浸水深は2~3mで建物の1階部分に大きな被害。
・新・魚市場が2017年10月に完成。
・塩釜市全体は仙台のベットタウン化していると思われる。
〇10年間の視察結果と感想
・津波被害は塩釜港沿岸部のみで、震災後に2m程度の防潮堤の建設が行われ、
被害を受けた建物は現地で修復または立替えられている。
・塩釜市全体は仙台のベットタウンとして継続するのであろう。