住宅密集地:地震発生時の総合危険度5の地区を歩く
1)東京都大田区羽田六丁目・・・危険度順位は東京都ワースト4番目(大田区で最下位)
この地区は東京都都市整備局が公表している地震に関する地域危険度測定調査(第7回)(平成25年9月公表)において、建物倒壊危険度、火災危険度、総合危険度のいずれもが「5」(危険度が最も大きい)と評価され、危険度順位では東京都で4番目(大田区で最下位)になっています。
実際に住宅密集地らしいところを歩いてみると、次のようは状況であることがわかった。
1)道路に面していない家が多数あり。細い路地を出入り口にしている。
2)道幅が狭く、折れ曲がっていたり、家屋がせり出していて、真直ぐでない路地が多い。
3)家屋は道路まで一杯に迫って建っており、庭のある家がほとんどない。
4)倒壊危険性がある古い建物が多く、また、古いコンクリートブロックも多い。
このような状況と次の地図をみるとこの地域が危険度上位にランクされている理由が理解できる。
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