リーダー研修会の進行テキスト

3)事業所防災担当研修用

【研修会テキストの構成と狙い】

 

1.災害図上演習とは

 1.1.DIGの理念

→地図を囲んで「見える化(気づき)とカイゼン(検討)」「団結の場」

 1.2.事例紹介

  →小学生の防災授業と、保育所での事例

1.3.地震の規模と被害規模

  →着眼大局。敵を見誤るな。

2.家庭の防災

→己の災害イメージがいかに貧困か、災害イメージを高めよ。

3.過去の地震被害と対象とする地震

→巨大地震の被害と教訓を学び、想定地震の被害を理解する。

 3.1.東日本大震災と南海トラフ地震

3.2.阪神淡路大震災と首都直下地震

4.広域被害の検討

  →社会インフラ、顧客、仕入れ先等の広域被害を理解す

  →社員の自宅や家族の被害と支援者、キーマンの出勤可能性と代行者などを検討する

5.近隣の状況

  →近隣住宅地の被害と要請、帰宅路の状況などを理解する。

6.事業所の被害と予防対策

  →建物、設備の被害想定を行い、優先度を考慮した予防対策の検討手法を理解する。

7.初動対応

  →人命第一で自律的な行動手順の検討手法を理解する。

8.業務分析と緊急対応

  →緊急対応業務や止められない業務の実施計画を検討する手法を理解する。

9.復旧対応

  →目標復旧時間の設定と復旧フローの検討手法を理解する。

10.実効性の向上(BCPからBCMへ)

  →自己診断による評価と改善計画の検討手法を学ぶ。

事業所防災研修テキスト.pdf
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