1.震災直後の支援

1.被災情報収集

【教訓】被害が大きい地域ほどどんな災害が起きているのか情報がない。

被災地以外にいる場合、震災直後から必要なことは情報収集になる。 電話網は大量の通話が集中するため、むしろ使わないことに徹底する。 替わりに積極的に使ったのがtwitterであった。

3.11では、特定の地域についての情報を得るため、twitterを活用した。特定の地域名称で検索しながら関連のツイート(つぶやき)を探し、情報を持っていそうであれば、直接メッセージを送って情報交換を行う。

この方法で、震災から1週間程度で、石巻市北上町十三浜の被災状況や生存者情報が大分判明できた。その後、連絡の取れた関係者に知らせることができた。

2.被災地へ送るものの準備

避難場所によって多少は違うものの送り先が分る前でも準備を行う

消息が判明した避難所生活の被災者に対して、次のものを送る準備を行った。

1)電気ポット・・・電気と水使えれば、温かい飲み物、インスタントラーメン、スープが作れる

2)コップと皿・・・配給されるかどうかも分らない。各1個は必需品。

3)下着・・・震災時当日に濡れた場合など、着替えが不足する。

4)水のいらないシャンプー・・・頭をさっぱりさせろため。但し1週間過ぎると気にならない。

5)お菓子・・・あまり配給されないので、こまめに送るほうが良い

 3.11のとき、石巻市では、宅配便の復旧には時間がかかったが、日本郵便が早めに配達を開始したため、レターパック(500円均一、4KG)を多用して、被災地に物資を送った。